1センチの本棚

ビジネス書、文章の書き方、お金についての本を中心に自分が興味のある本を紹介していきます!

【書評】今日が人生最後の日でも、後悔しませんか?/あした死ぬかもよ?

 

今回は、「あした死ぬかもよ?」という本を紹介しようと思います。

 

この本は、後悔しない人生を過ごすためにはどうすればいいのか、本当にやりたいことは何なのかを考えさせてくれます。

 

・何をやってもうまくいかない。

 

・毎日が楽しいと思えない。

 

・今の仕事が辞められないから、自分のやりたいことが出来ない。

 そんな悩みを感じている人にオススメしたい本です。

 

何のために生きているのだろう。

生活するために、夢を諦めないといけないのか。

あの時、もっと勉強しておけばよかった。

 

こうした迷いや後悔をしたことはありませんか?

私もこのような悩みを抱え、どう解決やっても解決できない不安を感じていました。

 

そんな不安が生まれるような迷い・後悔をなぜしてしまうのか。

理想の人生を過ごすためには、どうすればいいのか。

これらを27の質問で教えてくれる。

この本は、そういった内容になっています。

 

今の生活に漠然とした不安を抱えている人は、ぜひ最後まで見てください。

 

 

なぜ後悔してしまうのか

 

 

こんなアンケート調査があります。

次の質問は、アメリカで、90歳以上のご老人に聞いたものです。

「90年の人生を振り返って唯一後悔していることはなんですか?」

 

これに対して、なんと、90%の人が同じ答えでした。

それは・・・・・・

 

「もっと冒険しておけばよかった」 

 

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この言葉は、私の胸に響きました。

 

今の私は何かに挑戦しているだろうか。

毎日同じような生活をし続けていないだろうか。

その結果、後悔をしてしまうのではないか。

この言葉を見て、そんなことを考えました。

 

思い返せば、私にとって「死」は、遠い存在でした。

 

人生が80年だとしたら、まだまだ生きていられる。

休日にお昼まで寝てしまう。

次の日に遅刻してしまうほど夜更かしをする。

ダラダラして1日が終わってしまう。

だから、そんな生活をしていても、罪悪感を感じませんでした。

 

しかし、ケガや病気になった場合はどうでしょう。

もしかしたら、今日が人生最後の日になるかもしれません。

 

「今日が人生最後の日だと分かって入れば、あんな無駄なことはしなかったのに・・・。

もっと家族と過ごせばよかった。

もっと友人と遊べばよかった。

もっと色々なことに挑戦すればよかった。」

 こんな後悔を抱えて死ぬことを想像すると、なんだか怖くなりませんか?

また、人は必ず死ぬということは、私の大切な人も必ず死ぬということです。

 

「いつか親孝行しようと思っていたけど、いつでもできるから、まだやらなくていいか。」

「いつか友人と旅行に行こうと思っていたけど、いつでもできるから、まだ誘わなくていいか。」

いつでもできると思っていたことは、大切な人がいなくなってしまえば、一生叶えることが出来なくなります。

 

第一章では、人はなぜ後悔をしてしまうのか、どうすれば後悔しない人生を歩むことが出来るのかについて書かれています。

 

人が死ぬとき、後悔は残り、大切なものはすべて失う。

そんな当たり前で、忘れていたことを教えてもらいました。

ちょっと今から、親に肩たたきをしてこようと思います。

 

本当にやりたいことは、何だろう

 

野生のシロクマに会いたいから、14年間も、毎年通っている。

シロクマとできるだけ一緒にいたいから、写真家になった。

 

ここで僕が伝えたいのは、「どんな人生ならば、あなたはこころからときめくのか」ということです。

人はこころからときめいたとき、どんな苦労をも乗り越える力を持つからです。

 

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これを見て、自分の夢を叶えようとしているときは、つらいと思わなかったことを思い出しました。

 

自転車で日本一周をしてみたい。

世界中を旅してみたい。

ルーブル美術館に行ってみたいという母の願いを叶えてあげたい。

 これが私の夢です。

 

これら1つ1つは、叶えるために大きな努力が必要です。

旅行するために必要な資金を稼がなければいけない。

英語やほかの言語を学ばなければいけない。

自転車にいたっては、1日50km以上走れるようにトレーニングしなくてはいけません。

しかし、自分がやりたいと思っているので、楽しく前に進むことが出来ています。

 

「いやいや、今は仕事が忙しいし、叶えたいと思える夢もないよ。」

そんな風に考えている人もいるかもしれません。

 

この本では、あなたの理想の人生を見つけるための5つの質問が用意されています。

 (著者はこの質問を、ミラクル・クエスチョンと呼んでいます。)

 

この5つの質問を自分に問いかけることによって、自分の理想の生活はどんなものか、本当に自分がやりたかったことは何なのかが浮かび上がってきます。

 

そして、思い浮かべた理想の生活と実際の現実の差を埋めるためにはどうすればいいのか。

その方法についても書かれています。

 

そしていまや、心理療法家として、ほんとうに広い家で犬と一緒に過ごしているスズキケンジさん。

ラクル・クエスチョンを実行して、わずか1年10ヵ月後に、見事夢が叶ってしまったんです。

 

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あなたにとって、ワクワクする人生とはどんなものですか?

 

心に残った言葉

 

鼻くそをほじっていたって、寿命は縮まっている。

鼻くそをほじっていたって、それは命がけでやっているんです。

だから、いま、あなたはこの本を命がけで読んでいる。

 

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当たりまえのことなのに、すぐに忘れてしまう事実。

忙しく何かをしていても、何もせずに終わってしまっても、同じ時間寿命が縮んでいる。

だから、今すぐ何かしなければいけないんじゃないか。

そう思わせてくれる言葉でした。

 

まとめ

 

ここまで見ていただき、ありがとうございます!

 今回は、「あした死ぬかもよ?」という本を紹介させていただきました。

 

この本は、後悔しない人生を歩む方法や、自分が本当にやりたいことを27の質問で浮き彫りにしてくれます。

 

私たちに話しかけるように、ゆったりとした文章。

しかし読み進めるほどに、私の胸は揺さぶられていきました。

当たり前に存在している「死」から、どれだけ目を背けてきたか。

そして時間があると思いこみ、自分がいかに行動をしていないかに気づき、衝撃を受けました。

 

この本で1番心を動かされたのは、あとがきの部分です。

 

あとがきにはバングラディシュの教育問題を、日本の大学生が本気で解決しようとする様子が描かれていました。

彼が何をしたかを知れば、動き出さずにはいられなくなるでしょう。

 

著者のひすいこたろうさんは、ディスカヴァーMESSAGE BOOK大賞を受賞した、「3秒でハッピーになる名言セラピー」など、数々の作品を出されている方です。

また心理カウンセラー資格を取得しているので、どの作品んも心が疲れている人に響くような内容になっています。

 

・後悔することが多い人

 

・これからの生き方に悩んでいる人

 

・行動するやる気が出ない人

 

そういった悩みを持っている人は、チェックしてみてはいかがでしょうか。